川崎のごみの問題って

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    廃棄物処理協力の川崎市に誤認で抗議殺到
    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1569792&media_id=88
    川崎市が、東日本大震災の被災地の廃棄物処理の協力を表明したところ、「放射能に汚染されたゴミが持ち込まれる」などといった誤った情報がインターネット上に広まり、抗議が殺到した。
     東日本大震災の被災地では大量のがれきが発生し、川崎市は廃棄物処理の協力を表明している。しかし、インターネット上で「放射能で汚染されたゴミが首都圏に持ち込まれる」などといった誤った情報が広まった。その結果、川崎市役所に「放射性物質を含んだ廃棄物を持ち込むのか」「焼却すると煙突から飛散されてしまう」などといった抗議や苦情の電話やメールが、13日までに2000件以上寄せられたという。
     川崎市は「放射能汚染が確認された廃棄物を川崎市に持ち込むことはない」と冷静な対応を呼びかけている。
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    この記事について「後で書こう」と思いはや2週間。


    見事に

          忘   れ   て   い   ま   し   た


    ・・・orz


    見事に掲載期間すら過ぎています


    い、いいんだもんね、今から書くもんね♪


    というか、前の日記の考察にあるとおりでFA,なんですが、http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1707190251&owner_id=454353

    3gの原発周辺の土埃を、7.6年かけて吸っても1mSvくらいしか被曝できないので、健康に害が出るとは到底考えられないのですが、やってみます。

    前の記事では、
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    世界でもっとも大気中の粉塵量が多いとされる都市でも、大気中の粉塵量は76マイクログラム/m3で、土埃3gを肺から吸い込もうと思うと、およそ40000m3の空気を吸う必要があります。
    http://logsoku.com/thread/news2.2ch.net/newsplus/1059443483/
    人は大体、1時間に600リットル=0.6m3/時間の、呼吸をします。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353
    なので、40000/0.6=67000時間=2777日=7.6年の間、24時間ずっと一緒にいなければいけません。どんだけラブラブなんだか・・・・

    健康被害にあうには100倍して、760年くらい一緒にいないといけませんね。
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    と書きました。


    でも、肝心の川崎は?という疑問がわきましたので、調べてみました。
    http://www.city.kawasaki.jp/30/30taiki/home/depositdust/depositdust-top.htm
    に、降下した粉塵量が出ていました。
    2.7トン/km2/月~10.7トン/km2/月だそうな。トン/km2=ミリグラム/m2なので、一日あたりだと、0.09~0.36ミリグラム/m2です。結構ありますね。雨で落ちてきたものも含まれますからな。


    これだけだと、大気中に含まれている粉塵量が分かりません。が、大体の換算はできます。


    前の日記(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353)にあった、都内の環境放射線測定結果から大体の換算をします。

    値として高いのが出そうな、雨上がりの3/25のデータを使うと、
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/f-past_data.html

    降下物は  ヨウ素131 セシウム137  セシウム137
    2011/03/25   220      13         12    Bq/m2
    で、

    粉塵中に含まれる放射性物質は
    http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/keisoku-0331-0315.pdf

            ヨウ素131 セシウム137  セシウム137
    2011/03/25   0.1      ND         ND   Bq/m2
    でした

    NDはNot Detected、つまり検出できず、です。


    これから計算すると、降下物は大気中の粉塵量に比べて、220/0.1=2200倍くらい多いんですね。


    と、すると、川崎市の降下物の0.09~0.36ミリグラム/m2というのは、大気中に含まれる粉塵に換算すると、0.04~0.16マイクログラム/m3くらいになります。


    まぁ、世界で最も粉塵量の多い都市に比べて400~2000倍きれいだな、うん。
    僕が結婚届を出した都市は、川崎市(当時は武蔵小杉というところにすんでました)。
    やっぱ良いところだっ



    ちなみに、阪神大震災時に瓦礫を撤去する際に出ていた大気中の粉塵量は、
    www.hyogo-iphes.jp/kikaku/report/eiken/ERNo22.pdf
    おおい所で100マイクログラム/m3です
    これを超えることはないと思われ。



    えと、ここからは前の日記の計算のとおり。

    川崎市に飛んでいる全ての粉塵が、福島の瓦礫からで、しかも原発周りの土と同レベルの放射能汚染があったとします←実際はありえませんが


    1m3の空気を考えて、そこに含まれる粉塵を吸い込んで、体内被曝をした際に見積もられる被曝量は、3g=1mSvで計算すると、0.16/3000000=5x10^-8mSvです。
    ミリ→マイクロ→ナノ→ピコと10の3乗ずつ呼び方が変わるので、50ナノシーベルトです

    1mSvを吸い込もうとすると、2x10^7m3の空気を吸わなきゃいけません。

    人は大体一時間に0.6m3の呼吸をするので、2/0.6*10^7時間でようやく1mSvを被曝できます。
    時間を年に換算すると、2/0.6*10^7/24/365=3800年でした。



    いやいやいやいや。。。。。ちょっと。。。。。いくら医療が進んでもそんなに長生きできませんよw



    実は川崎市がそんなに空気がよくなくて、もっとも粉塵量の多い都市とトントンだったとすると、計算より500倍くらいの粉塵量が舞っていることになります。でもそれだとしても7.6年で1mSvです。健康被害が出るかもしれない100mSvを被曝しようと思うと、760年かかります
    なので、本気で粉塵から被曝をしようと思うと、落ちているであろう粉塵を丁寧に吸い取るしかありません。


    それでも3g/0.16mg/m2=18750m2に積もる粉塵を吸い取ったとして、ようやく1mSvです。東京ドームの半分・・・・
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A0_(%E5%8D%98%E4%BD%8D)
    子供が砂場で遊ぶのに、雨の日の後だったら怖いじゃないか、とかを考えたとしても、砂場で肺から3gも土を吸い込みませんし、大丈夫じゃないでしょうか?

    東京ドームを舐めるように動き回るお子さんは、ちょっとだけ注意しなきゃいけませんが、さすがにそんなやんちゃなお子さんは見たことがないw


    しかも川崎市は「放射能汚染をしていない瓦礫」を受け入れる、と言っていますので、何も心配する必要はないと思います~
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    流通した香取市のほうれん草で実害が出るか計算してみた

    制限期間にホウレンソウを出荷
    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1583855&media_id=2

    この行為は非常に残念ですね。
    結果として、東北産の食物の悪いイメージを増大してしまっているので、流通させるべきではなかったでしょう。

    同じ記事について書いている日記にも

    「何考えてんだぁ!!??これだから北日本のものは買えねーんだよ!!!毒と分かってて、自分の利益のためだけに売っているんじゃないか!!!被害者面して加害者じゃねーか!たち悪いぜ!!!風評被害だぁ?実害になってるじゃねーか!!!これでも風評被害はやめよう、とか呑気な事を言ってられんのかぁああああ!!!絶対にほうれん草食っちゃダメだ!!産地偽装もありえるし、何も信じられん!食ったら死ぬぅ!」

    という意見が多数を占めてました。


    けどちょっと待って。。。

    本当に「実害」って出る量なんでしょうか?

    出荷されたほうれん草に含まれていたヨウ素131は、3/30に検査された値で最大2117Bq/kgですな
    http://atmc.jp/food/?d=30&s=i131&a=12&q=407cf

    記事に
    「千葉県は26日、国の暫定規制値を超す放射性物質が検出され出荷の自粛・制限対象となった同県香取市産ホウレンソウを、制限期間中の4月1~22日、同市の農家が県内の民間青果市場に7885束出荷したと発表した。」

    とあるので、3/30に取れたものを、しばらく置いてから(1週間とかかな?)出荷したのだと思われます。そうするとほうれん草に含まれたヨウ素131は、規制値が2000Bq/kgなので、それ以下となったから、流通させた、という背景があると思います。まぁ政府からの指示で「自粛」を呼びかけていて、かつ、この状況で出荷すればかえってブランドイメージが悪くなるのは避けられないですから、出荷したこと自体には疑問を持たざるを得ません。出荷しないほうが結果的に収益があったでしょう。


    けども、健康に実害が出るかどうかは別問題。

    まぁこれを計算してみます。

    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692624994&owner_id=454353
    にも書きましたが、15000Bq/kgのほうれん草(0.33ミリシーベルトの体内被曝)でも、年間に自然に体内被曝する量(1ミリシーベルト)の1/3でしたので、2000Bq/Kgであれば、0.044ミリシーベルトくらいになりますね。
    http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010504/01.gif

    実際におひたしにして食べた、という場合は50~100gくらいを食べることになるので、http://www.city.kasugai.lg.jp/mirai/8855/10326/r6.html
    ほうれん草のおひたし一食分1=0.0022~0.0044ミリシーベルト、となります。


    100mSvで発ガン率が0.5%上昇するリスクがある、と見積もられているので、発ガン率に換算すると0.5x0.0044/100=0.000022%の発ガン率が上昇が見積もられます。



    毒を売った、というか・・・・・いや、誤差じゃないでしょか?



    僕らは普段の生活していても、1年間に1mSvほどの体内被曝をするので、一日当たりに換算すると
    1mSv/365=0.0027mSv
    空気に含まれているラドンを吸ったり、食品に含まれている自然界に存在する放射性物質によって、これだけは日本人は皆体内被曝してるわけです。


    おひたし一食分は0.0044mSvですから、日数に換算すると0.0027/0.0044=1.6日分。つまり、うるう年が来た時とほぼ同じかと。

    世界的な平均値は年間1.4mSvの体内被曝ですから、
    http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010504/01.gif
    今回流通してしまったほうれん草のおひたしを90食くらいすれば、世界的に平均レベルの体内被曝をすることになります。



    ・・・・4日に1回のおひたし以上だと世界平均の体内被曝。。。
    んー・・・・普通に食ってもいい気がしますが。




    交通事故による死者数は10万人に4人くらい
    http://www.utms.or.jp/japanese/condi/jiko.html
    死亡する確率は4/100000=0.004%ですね

    今回の騒動になったほうれん草の200倍くらいは危険だと思います。

    もちろん、車にはメリットがありますし、このほうれん草にはメリットがありませんし、単純比較はできませんが、この程度のリスクだと考えます。


    個人的な意見としては、
    ・流通させたことは賢明な判断ではない
    ・健康に被害が出るレベルとは考えにくい
    ・法的な規制ではないので、商品自体に法的な問題があるとは考えにくい

    ですね。



    流通させたのは結果的には良くなかったと思います。
    でも、「北日本産のものは実は危ない」とは僕には考えられませんわ



    つーかこういう報道、量という概念がやっぱ抜けてる。
    どーにかなりませんかね・・・orz

    ロシア人の同僚との飯ばなし

    ども~naka-takeです。

    今日は計算ありませんwww


    先週の金曜の昼飯時の話↓
    ロシア人夫婦と同年代のロシア人。Sharove夫妻とKirill君。


    ロシア人①「そういえば日本の原子力発電所の事故ってどうなった?」

    naka-take「ん~だいぶ落ち着いてきてるけど、完全収束ではないわ。なんか最近チェルノブイリと同じ事故レベル7、とかにされちゃってて、結構みんな心配してる」

    ロシア人②「日本のは4基あって、それでトータルがレベル7の基準になったんだろ?チェルノブイリでは一基でレベル7だし、大したことないよ」

    ロシア人③「チェルノブイリの事故では、駆けつけた消防隊員は普通の火事として消火しちゃってたり、住民への対策も練ってなかったし、最悪だったわ。あれ以上なんて今後起きっこない」

    n「まぁ、最初のころに比べれば混乱も収まってきたんだけどね、放射線の怖さってのが結構あるんだよ。何年後かに健康被害が出るんじゃないか、とかってみんな不安。東京に住んでる僕の知り合いとかもかなり心配してる。なんかチェルノブイリで100万人くらい死亡者が出たって噂が流れるくらい」

    ロシア人一同「100万人?んなわけない。」

    ロシア人③「数千人だよ、多く見積もって。その多くは駆けつけた消防隊員と、チェルノブイリ周りの住民で被曝対策を全くやってなかった人たちだわ」

    ロシア人②「FUKUSHIMAとTOKYOはどれくらい離れてるんだっけ?400kmくらい?」

    n「んーまぁそんなもんだったかな?」

    ロシア人③「あーじゃあキエフとチェルノブイリと同じくらいの距離だ。キエフでもめちゃくちゃみんな心配してたんだよなーあの当時。俺住んでたんだ」

    n「やっぱみんな心配してたん?」



    ロシア人③「うん。最初のころは。でも、一つの情報でみんな怖がらなくなったんだ」



    n「・・・・何その有用情報www教えて教えて♪」




    ロシア人③「それはな、実は赤ワインが放射能に効くんだ」




    n(そっち路線かwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)




    ロシア人③「毎日500mlの赤ワイン、これが一番だぜ?それ以降、みんな気にしなくなった」


    n「500mlってまた結構飲むな、おいwww」




    ロシア人一同「いや、普通それくらい毎日飲むだろ・・・?」




    ・・・・・ロシア人はんぱないわwwww
    つーか、http://www.nirs.go.jp/information/press/2005/08_11.shtmlと同じかと♪

    念のため、「ビールはダメ?白ワインはどうなの?」って聞いてみたところ、
    「赤が一番良いんだ(キリッ)」というお答えがw


    なんか、ロシア人の底力を見た気がする。テキトー万歳。エタノール万歳♪


    そんな彼らの国でも、チェルノブイリのときはかなりの社会パニックになった模様
    以下ちょっとしたコピペhttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/501225/
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     【ワシントン=佐々木類】東日本大震災に伴う福島第1原発事故で、米政府は啓蒙(けいもう)活動の一環として、地震や津波に加え、放射能被害に関する心的ケアをまとめた手引書を作成、日本語への翻訳を進めている。米国が精神医療面からも日本支援に乗りだした形だ。専門家は放射能被害に対する心的ストレスに着目、「根拠のない恐怖心こそ、心身の悪化を招く原因」と警鐘を鳴らしている。


     米保健福祉省の薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)が地震、津波、原発事故に伴う放射能被害に関する官学組織の論文や助言集をネット上に集約したもので、地震発生直後の3月中旬に作成に着手、このほど完成した。

     日本では災害や重大事故後に発症する心的外傷後ストレス障害(PTSD)に関する研究は盛んだが、放射能被害への心的ケアは手薄だ。このため、誤った知識や情報によるパニック防止の観点から、在日米国人と日本人向けに対処策を盛り込んだのが特徴だ。

     放射能被害項目では、ユニフォームド・サービシーズ大(米メリーランド州)心的外傷性ストレス研究センターの提言を紹介。

     「放射能事故後、妊婦や小さい子連れの母親は子供の将来への影響を心配し、妊婦の中には中絶を考える人も出てくる」と独断による危険性を指摘。こうした女性には特に、放射能被害の実態をきちんと説明し、相談に乗ってあげることが大事だとしている。また、米原子力規制委員会(NRC)がホームページに掲載した、日本の原発事故に関してよく出る質問とその回答集をリンク。過度の恐怖心を抱かないよう、日米両政府の情報入手先を示している。

     SAMHSAのクザーン広報担当は「原発事故への正確な対処方法を広く知ってもらうことで、心理的な負担を軽くしてもらうのがねらいだ」と語った。

     ■肉体的影響より深刻  フレッド・メトラー米ニューメキシコ大名誉教授(放射線学)「旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では、放射能漏れに伴う長期的な肉体的影響よりも、精神的な影響がより深刻な事態を引き起こした。東日本大震災では地震と津波に原発事故が重なったため、精神衛生上の悪影響はより深刻になると予想される。チェルノブイリでは、汚染地域の90%の人が『病気になる』と不安を訴え、汚染されていない地域の人でも30%が『病気になる』とし、因果関係がないのに頭痛や倦怠(けんたい)感を訴え始めた。実際には、高血圧症の人の割合が高かったが、原因は塩分の取りすぎだった。米スリーマイル島原発事故でも似たような現象が報告された」

     ■数十年後でも蔓延  スティーブン・ベッカー米アラバマ大教授(災害心理学)「原発事故の問題は、実際の放射能被害よりも心理的な影響の方が大きいことだ。恐怖心がトラウマとなり、不安症や無気力、極端な悲観論者になったり、原因不明の肉体的な変調をきたしたりする。数十年後でもこうした症状はなくならないどころか、社会に蔓延(まんえん)する恐れすらある。スリーマイル島やチェルノブイリ原発事故の調査結果だと、母親が放射能が与える子供の人体への影響への恐怖から、心理的不安に陥りやすい。福島第1原発事故は、東京電力の情報公開の不透明さが住民の不信感を招いた。心理的な悪影響を防ぐためにも政府が情報の透明性を確保する努力が何よりも大事だ」

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    くそ真面目に計算してみたのですが

    ■つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求
    (読売新聞 - 04月19日 03:07)
    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1574461&media_id=20

    前の日記で、くそ真面目に計算してみたのですが
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1707190251&owner_id=454353

    結論としては
    「中性子線を2000シーベルト被曝して2分以内の人」
    もしくは
    「最高レベルに汚染されたほうれん草を3万トン食った便秘症の人」
    以外は全然問題ないですね。


    良かれと思ってやった行政対応が、真逆の効果を生んだ典型ですな


    追記:
    「埃がついてた場合は?」との指摘を受けました♪
    これも念のために計算すると、前の日記の計算のとおり、
    http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.html

    1mの距離に100万ベクレルの小さな線源があると、ガンマ線によって1日に0.0014ミリシーベルトの被曝を受けるとありますので、1x10^6ベクレルで、1.4マイクロシーベルト/24時間=0.06マイクロシーベルト/時間、です。

    福島原発の周りから採集された最高レベルに汚染された土がヨウ素131で1.2x10^7ベクレル/kg(3/25定点③)なので、http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110406v.pdf
    原発の周りで泥んこにまみれて遊んでた人が、1kg程の土をつけてたら0.72マイクロシーベルト/時間になります。健康被害を与えそうな100mSv/時間を出そうとすると、100ミリ/0.72マイクロx1kg=140トンですね。

    ・・・無理w


    土埃が口から入って、体内被曝して、うつるぅううう、と考えている人は、健康に被害を与えそうな100mSvを受けるなら、300gの定点③由来の埃を肺から吸い込んでください。
    1mSvなら3gです。

    ちなみに世界でもっとも大気中の粉塵量が多いとされる都市でも76マイクログラム/m3で、土埃3gを肺から吸い込もうと思うと、およそ40000m3の空気を吸う必要があります。
    http://logsoku.com/thread/news2.2ch.net/newsplus/1059443483/
    人は大体、1時間に600リットル=0.6m3/時間の呼吸をします。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353
    なので、40000/0.6=67000時間=2780日間、7.6年間のあいだ24時間ずっと一緒にいなければいけません。どんだけラブラブなんだか・・・・

    健康被害にあうには100倍して、760年くらい一緒にいないといけませんね。

    ・・・・寿命で死にますwwww

    人体が有害な放射線を発するほど汚染されるのか?



    ども。naka-takeです。

    福島から避難されてきたお子さんが、「放射線が伝染る」などと言われているという話にブチぎれてたわけですがhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1706096729&owner_id=454353、先日の日記では、「そんな放射線は全部無視できるレベル」と書きました。



    が、



    「無視できるかよ!!馬鹿じゃねーの?放射線で汚染されたとこから来たんだよ?汚染拡大してどーすんだよ!!!日本に被爆を拡散させる気かぁあああああ」


    と、いう声も、少ないながらある模様。


    今まで、散々色々計算してきましたが、これもちゃんと計算せねばならんでしょう。
    結果は想像がつくのですが、あえてやってみます♪


    さて、被曝、と一口で言っても、色々な状況が想定されます。
    例えば、
    外部被曝なのか、内部被曝なのか
    α線・β線・γ線・中性子線のどれで被曝するのか
    等等


    福島から避難された人から、有害な放射線を浴びてしまうかどうかを、極端に重症な例を挙げて考えてみます


    人から放射能が出るって状況を考えると、まず一番イメージしやすいのが、
    中性子線による被曝です

    今まで日記では特に触れていませんでしたが、原子炉が動く仕組みはこの中性子で、高エネルギーの中性子が、標的の原子にくっつくと、不安定な放射性物質を生み出してしまうので、人体には非常によくありません。原子炉内で発生します。プルトニウムなどが出しているわけではなく、ウランの核反応の副産物として出てきます。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%AD%90%E7%B7%9A

    この中性子線が人体にあたると、人体が放射性物質になります。うん、考えやすい。

    次に、人体のどこが放射性物質になるのかですが、中性子線は透過力が強く、何でも突き抜けてしまいます。コンクリだろうが鉛だろうが軽々飛んできます。だけども、水では結構減速してくれる、という性質がありますhttp://www.remnet.jp/lecture/words2003/04024.html
    原子炉が水で満たされているのもこのため。

    幸い、人間の大部分は水で
    http://mizu-hikaku.jp/knowledge/human.html
    60~70%(年齢によって変わります。赤ちゃんは80%)。人間の主成分は中性子を捕捉しやすかったんですね。危ないなぁ~


    水に中性子線が当たると、酸素原子O→N16という反応が起こり、放射性物質N16が出来上がります。http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~mizuno/q-and-a-20011023.html


    大体人間が99%死んでしてしまうのが7~10シーベルトで、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
    100グレイ(100~2000シーベルト)が当たった場合は一日以内に確実に死んでしまうそうです。
    このような反応で、2000シーベルトくらいが当たったと仮定します。
    すげー量ですが、ともかく無茶な仮定を立ててみます。

    いまからちょっと計算します↓

    N16はβ崩壊とγ崩壊をしますが、β線は飛程が短く、ペラペラのプラスチックで簡単に遮蔽できてしまうほどhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E7%B2%92%E5%AD%90
    人体から出ることができませんので、γ線だけ考えればよいです
    上のリンクの計算によると、2000シーベルトくらいが人間にあたった場合、3x10^13ベクレルの放射性物質N16ができます。1ベクレルは一秒間あたりの元素の崩壊回数なので(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB)、この瞬間には、3x10^13個/秒のγ線を発生することができ、このN16はγ線一個あたりのエネルギーが約6MeVなので、1eV=1.602 176 487(40)×10-19 Jの換算値から、3*10^13*1.6*10^-19*6000000=28.8Jのエネルギーが発射されます。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88
    ジュールから馴染みのあるシーベルトに換算するためには、グレイという値を使う必要があって、1グレイは1ジュールのエネルギーを1kg(水でいうと10cmx10cmx10cm)で吸収した場合という意味です。

    体からガンマ線が出るためには、平均5cmくらいの体を通り抜けないといけません。γ線は透過力が強く、50cmのコンクリの壁でようやく1%までに減衰しますが、水でも密度に比例して減衰します。コンクリの密度が2.2g/cm3くらいなので、計算上5cmの人体(ほとんど水)では、5%程は減少します。逆を言えば、10cmくらいの人間の体を通過する際には、せいぜい10%分くらいのエネルギーしか吸収されません。まぁこの際無視して、全てのエネルギーが人体に影響を及ぼした、として話を進めます。
    http://www001.upp.so-net.ne.jp/s-techno/sub432b.htm

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4_(%E5%8D%98%E4%BD%8D)仮に28.8Jを水1kgで完全に吸収できた場合、被曝した量は28.8グレイとなります。結構乱暴な計算ですが。
    で、ようやく完成した放射性物質を出す人、ですが、28.8Jのγ線≒28.8Gyのγ線=28.8シーベルト/秒のγ線を出すことができます。

    馴染みのある毎時の値に直すと、28.8*60*60=103680シーベルトっ
    すげー、すげーよ、中性子線。


    しかし、残念なお知らせが。N16は半減期が7.4秒と極端に短いのです。その分強烈な放射線を出しますが、冷めやすい。なので、1分経つと、60/7.4=8.1回も半分になります。
    28.8x(1/2)^8.1=377.8シーベルト/時。
    2分経つと1.38Sv/h、3分経つと0.5mSv/時になってしまいます。

    原発の炉心近くから、まず死んでしまう量の滅茶苦茶な中性子を浴びて、2分以内に福島の人が、あなたの下に駆けつけた場合、かなり危ないです。避けましょう。
    しかし、3分以上だと余裕でOK。自然から受ける年間被爆量にも届きません。


    ・・・・ほぼ即死する量を浴びて、3分で来たんですけど、中性子線では他人に影響を与えることはできそうにありません



    考えを変えなくては。


    でも普通の外部被曝じゃ人間は放射性物質になれません。エネルギーが足りないのです。せいぜい遺伝子に傷をつけることくらいしかできません。

    服とか髪についてるかもしれない?
    洗濯・入浴で落ちてしまうから却下
    (それでも許してくれない人がいたので、追記に書き足しました)


    じゃぁ残るは内部被曝です


    これは結構望みがありそうですね。体内被曝した場合、体に放射性物質が留まりますから。
    じゃぁいざ計算♪


    さっきと同様に、2000シーベルトを被曝したと考えましょう。どう考えても死んでしまう量ですが、やりすぎくらいの方が分かりやすい。

    体内被曝で2000シーベルトを被曝しようとします。
    核種でいうとやっぱヨウ素131がいいでしょうか・・・いまや馴染みもあるし。
    汚染されたホウレンソウで計算します。確か50000ベクレルのヨウ素131で汚染されていたのがあったはず。それで計算してみましょう。
    例のごとく実効線量係数↓
    http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html
    被曝量=ヨウ素131の実効線量係数xベクレルで計算できるので、2000シーベルトを被曝しようとすると、2000÷2.2x10^-8=90000000000ベクレルを食べないといけませんね。

    ・・・・ちょっと数字大きくね?

    えと、ほうれん草が50000ベクレル/kgだったとして、90000000000/50000=1800000kg・・・・ちょっと無理かも。。。。日本人が一年間で食べる食事の量は550kgらしいので、30年分を食う計算ですね。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1693901445&owner_id=454353&org_id=1692624994

    水道の基準値の300ベクレル/Lだと、300000トンを飲む必要があります。
    大体25mプール1000杯分ってとこでしょうか。気合入れないといけません。


    ・・・・つーか、無理っ!!!!!1
    放射線以前に死んでしまいます



    体内被曝で2000シーベルトなんて土台無理です。
    せめて健康被害の出るかもしれない100ミリシーベルトにしてください(泣
    それだと、2万分の1で済みますし。

    計算しなおすと、50000ベクレルのほうれん草で1800000/20000=90kg
    300ベクレルの水道水で15トンです

    ・・・水道からは。。。無理・・・


    まぁほうれん草90kgくらいなら何とかなるかもしれません。それで計算しましょう。範馬刃牙なら食える気がする(←ネタが分からん人はつっこまないよーに)


    健康被害が出るかどうかの100mSvを被曝した人を想定し、
    首尾よく4500000ベクレルのヨウ素131が体に入ったとします。

    ヨウ素131はベータ崩壊とガンマ崩壊のそれぞれを起こして、キセノンという物質に変化します。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E7%B4%A0131
    ただし、人間の体内から発射される放射線を考えると、上でも考えたとおり、ベータ線の分は無視できます。人間の体から出てこれないからです。
    なので、γ崩壊で放出されるエネルギーだけを考えます。

    http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.html
    1mの距離に100万ベクレルの小さなヨウ素131の線源があると、ガンマ線によって1日に0.0014ミリシーベルトの被曝を受ける、とありますので、1x10^6ベクレルで、1.4マイクロシーベルト/24時間=0.06マイクロシーベルト/時間、です。


    4500000ベクレルのヨウ素131からは、450万/100万x0.06=0.27マイクロシーベルト/時間ですね


    ただ、ここでもまた問題が。

    上のは、ほうれん草90kgを一気食いして、体の中にとりあえず詰め込んだ、という状態を想定していますね。そのヨウ素131が完全に崩壊しきるまで、ずっと体中にあったとすれば、0.26マイクロシーベルト/時間が被曝できるのです。ほうれん草に含まれるヨウ素131は消化吸収されてから体内に取り込まれますが、かなり便秘症の人で消化管の中に留まっていた、と考えてください。


    話を4500000ベクレルのヨウ素131に戻します。
    http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.html
    これは比放射能が(ベクレル/g) 4.6×10^15なので、4500000/4.6x10^15≒1x10^-9gです。
    単位はミリ、マイクロ、ナノ、と10の3乗づつ変わっていくので、1ナノグラムです。

    たったこれだけで100mSvも被曝するんですね~怖い怖い
    この1ナノグラムのヨウ素131が、体の中でどのように挙動するか考えてみましょう。

    ヨウ素131の生体内半減期は120日と結構長いため、この際無視します。
    http://okwave.jp/qa/q6611066.html
    30日くらい経つと85%くらいになりますが、多めに見積もろう、うん


    ヨウ素の物理学的半減期は8.01日。つまり、8日経つと、0.5ナノグラムが放射線を出して崩壊して、0.5ナノグラムが残るわけです。こう考えると分かるように、もはや震災から1ヶ月が経った今、最初にあったヨウ素131は(1/2)^(30/8.01)=0.075になっていて、0.27*0.075=0.006マイクロシーベルト/時ですね。

    最高レベルのほうれん草を食べてから、どれだけの期間であなたの下に来るのかは分かりませんが、どれだけ多く見積もっても0.006~0.27マイクロシーベルトです。
    実際は、消化されずにこんなに体内に入れませんし、そもそも90kgもほうれん草食えません。


    都内の空間線量率は、大体0.1マイクロシーベルト/時です
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353

    もうお分かりですね?
    都内の空気と同じなわけです。


    上のようにめちゃくちゃ悲観的な見積もりをしてさえ、これです。
    最高レベルに汚染された食べ物をむちゃくちゃ食べてしまい、健康被害が出るかもしれないレベルまで達した場合でさえ、こんな程度です。


    実際はもっともっともーっと少ない
    1/1000とか1/10000ですね。


    こんなレベルを気にする人はラドン温泉なんかに行った人を避けてください
    あと、空気を避けた方が良いです(真空が望ましい)
    飛行機に乗らずに海外のどこかに移住するのも良いでしょう


    こんなことを計算するまでも本当はなかったのですが、あえてやりました。


    これでも福島からのお子さんを差別するような人が居れば、僕はその人を差別しますね。
    「福島の人からは健康を害するくらい放射能がでてる」
    と思っている人は、100mSv/時間くらいの放射線が出ていると思っているのでしょうから、この370000倍(100ミリ÷0.27マイクロ)の放射性物質を取り込まないといけません。
    最高レベルに汚染されたほうれん草(50000/kg)に換算して30000トンを一気食いした、と想定しているのと同じです。1mSv/時間じゃないと嫌ですか?300トンを食べた人と仲良くしてください。


    ・・・あほかと


    だいたい3万トンって、いくつだよ。。。。
    http://www.teikokushoin.co.jp/statistics/japan/index27.html
    東北全体の年間生産量くらいか


    最高レベルのほうれん草を3万トンを食った人は差別しましょう
    というか、そんな人は本気で怖いです
    計算すると10万シーベルトの体内被曝しながら生きてるんですし、この世のものとは思えません


    ちなみに僕は、そんな人が現実にいるという妄想を持っている人とも、近くにいたくありませんw
    そんな妄想してること自体が、怖いわ



    以上


    ・・・・・相変わらず。。。長い・・・orz
    ---------------------------------------------------
    追記

    勘のいい人はお分かりだと思いますが、相変わらずざっくし計算しています

    ①J→Gyの換算
    Gyは1kgの物体(水なら10cm3)に吸収される放射線のエネルギー、なので、材質・線源からの距離に依存します。これは単純に物質の密度にほぼ比例するので、例えばコンクリ(2.35g/cm3)50cmでγ線を99%吸収できるので、水(1g/cm3)ではオヨソ1mでγ線のエネルギーを99%吸収できることになります。人体の厚みは大体10cmくらいなのですが、アメリカの人たちを見てると1mの分厚さがあっても驚きませんwww
    γ線のエネルギーが全部吸収されたとすると、1J=1Gyが成り立ちますが、ヒトに対する実質的な吸収線量(Gy)は10%くらいでしょう。実際の値よりも10倍くらい多めに見積もっていると考えてください。
    ②総被曝量を考えたときに、ベクレル→シーベルトの計算は実効線量係数という非常に便利な値がありますが、単位時間当たりの被曝量を考える際は、線源に存在している放射能から、放射線がどれだけ放出されるかを考えなくてはいけません。ほうれん草で考えると、4500000ベクレルを取り込んだとしても、実際に体内に吸収される量はせいぜい20%です。90kgも生で食べたら絶対おなか壊しますから、吸収率は1%も無いと思われ。つうか90kgは一気食い無理。出来る人がいたら教えてください。ここでも、過大な見積もりをしているにもかかわらず、上の計算結果になります。1価アニオンを再取り込みする機構が消化管上皮に有意に局在しているのであれば、吸収率を上方修正する必要がありますが、残念ながら知りません。もしそのような情報があれば御教授下さい。
    ③>実際はもっともっともーっと少ない1/1000とか1/10000ですね。
    もともと被曝しているかもしれない量は多い方で10mSvくらいだと考えられます。①②を考え合わせて、1/1000~10000と概算です。ヨウ素131の半減期から考えると、今現在避難されてきた方の体内量はもっと少ないはず(1/10くらい)ですし、セシウム137などの他の半減期の長い核種による被曝も含まれているはずですので、これでもまだまだ多く見積もっています。
    ④セシウム137だと半減期が30年と絶望的に長いので、ヨウ素131よりも単位時間当たりに放出される放射線の量はもっと減ります。あほらしくて計算やっていませんw
    ⑤検算してみた結果、http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.htmlのベクレル→シーベルトの換算値と3倍の差がありました。修正前の日記では450万ベクレルから0.08マイクロシーベルト/時間、と計算してましたが、ベクレルが/秒であることをすっ飛ばして、/トータルで考えてました。 まぁ3倍に増えたからといって結論は変わるものではありませんが。

    ↓New
    ⑥「埃がついてた場合は?」との指摘を受けました♪
    これも念のために計算すると、http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.htmlに、1mの距離に100万ベクレルの小さな線源があると、ガンマ線によって1日に0.0014ミリシーベルトの被曝を受けるとありますので、1x10^6ベクレルで、1.4マイクロシーベルト/24時間=0.06マイクロシーベルト/時間、です。福島原発の周りから採集された最高レベルに汚染された土がヨウ素131で1.2x10^7ベクレル/kg(3/25定点③)なので、http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110406v.pdf
    原発の周りで泥んこにまみれて遊んでた人が、1kg程の土をつけてたら0.72マイクロシーベルト/時間になります。健康被害を与えそうな100mSv/時間を出そうとすると、100ミリ/0.72マイクロx1kg=140トンですね。

    ・・・無理w

    土埃が口から入って、体内被曝して、うつるぅううう、と考えている人は、健康に被害を与えそうな100mSvを受けるなら、300gの定点③由来の埃を肺から吸い込んでください。
    1mSvなら3gです。

    ちなみに世界でもっとも大気中の粉塵量が多いとされる都市でも、大気中の粉塵量は76マイクログラム/m3で、土埃3gを肺から吸い込もうと思うと、およそ40000m3の空気を吸う必要があります。
    http://logsoku.com/thread/news2.2ch.net/newsplus/1059443483/
    人は大体、1時間に600リットル=0.6m3/時間の、呼吸をします。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353
    なので、40000/0.6=67000時間=2777日=7.6年の間、24時間ずっと一緒にいなければいけません。どんだけラブラブなんだか・・・・

    健康被害にあうには100倍して、760年くらい一緒にいないといけませんね。

    ・・・・寿命で死にますwwww

    大人に対する教育がなってない

    ~リンク・転載フリーです~

    「放射能怖い」避難児童に偏見
    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1569226&media_id=2

    ども。naka-takeです。

    ひでー・・・やっぱりあるんだ、こんな話。


    もし、ちょっとでも放射線を許さない、という態度があるのであれば、下の記事のようなことが起きるでしょう。川崎市が福島のごみ焼却を引き受けることに対して2000件の抗議電話をしている人たちも根っこは同じ。量、という概念が欠落していますね。
    http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info3848/index.html
    上の発表で、「放射能を帯びた廃棄物は処理しません」と明記してあるにもかかわらず、「福島から来た=放射性廃棄物」という勘違いをしている人が少なからずいるのではないでしょうか。


    そりゃ確かに、残酷なことに福島県から避難してきたお子さんたちは、他県の子供よりも体内被曝が大きいでしょう。呼吸や汗などに含まれる放射性物質も多いでしょう。
    被災地から引っ越された際の家具や服にも、微量の放射性物質が付着しているでしょう。


    ですが、それらは全部無視できるレベル。
    (↓あえて計算してやった、むしゃくしゃしてやった。後悔はしていない)
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1707190251&owner_id=454353


    某コミュで
    「ちょっとでも放射性物質があったら危ないじゃないか」という発言を繰り返している輩がいますが、そのような発言をしている人間は、下のような差別を絶対すると思う。
    福島産のものも絶対に買わないでしょう。


    放射性物質は天然にたくさん存在してますし、人間多かれ少なかれ被曝してます。
    http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010504/01.gif
    今回の原発事故は本当に不安になります。
    不安になるのは分かるのですが、ただただ怖い、という感覚が暴走してしまった結果が、下の記事のような悲惨な偏見・社会的なパニックを引き起こしているのだと思います。


    「こんな量では心配する必要がない」と理解することで、このような偏見が消えることを願っております。

    記事にも書いてありますが、まずは大人の教育が第一です
    大人がわけもなくびびっているから、その子供が偏見を持つんだと思います

    一番下に、過去の記事をまとめておきました。
    都内などで観測された被曝量が、どれほどのものか考察していますので、ご参考に~


    珍しく実際の文章をコピペしておこうっと。
    あとで掲載期間が切れると読めないって不便すぎる。
    ----------------------------------------------------------
     原発事故で被ばくを恐れ福島県から避難してきた子供が「放射能怖い」と偏見を持たれるケースがあるとして、千葉県船橋市教委が全市立小中学校長らに配慮するよう異例の指導を行っていたことが分かった。福島県南相馬市から船橋市へ避難した小学生の兄弟の事例では、公園で遊んでいると地元の子供から露骨に避けられたという。兄弟は深く傷つき、両親らは別の場所へ再び避難した。大震災から1カ月たつが、福島第1原発の深刻な事態が収まる見通しは立っていない。知識の欠如に基づく差別や偏見が広がることを専門家は懸念している。【味澤由妃】

     南相馬市の小学生の兄弟のケースは、避難者の受け入れ活動に熱心な船橋市議の一人が把握し、市教委に指摘した。市議によると兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。

     兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれた。兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていった。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、両親らは相談。「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難した。

     福島県から県内に避難し、この家族をよく知る男性は「タクシーの乗車や病院での診察を拒否された知人もいるようだ。大人たちでもこうなのだから、子供たちの反応も仕方がない。でも、当事者の子供はつらいだろう」と話す。

     市議の指摘を受け、船橋市教委は3月28日「(放射能への)大人の不安が子どもたちにも影響を与え、冷静な対応がとれなくなることが危惧される」として、避難児童に「思いやりをもって接し、温かく迎える」「避難者の不安な気持ちを考え言動に注意する」よう市立小中学校長らに通知した。

     市教委によると今月から市内の学校へ通う被災者・避難者の子供は43人で、うち38人は福島県出身という。

     避難児童を多数受け入れる市立行田西小学校の中村俊一校長は、「温かく迎えるのは言われなくても当たり前のこと」と強調。「放射能を巡る偏見や方言で児童を傷つけることがないよう注意深く見守ろうと、教職員に何度も話している。始業式や入学式で『いつか古里に帰れる日が来るでしょう。その時に船橋に来て良かった、友達ができて良かったと思ってもらえるよう仲良くしてください』と呼びかけた」と話す。

     市教委に指摘した市議は「話を聞き、心がさみしくなった。船橋の子供たちにはいつも『思いやりのある人になってほしい』と言っている」と話す。

       ◇  ◇

     千葉市稲毛区の放射線医学総合研究所(放医研)は福島第1原発事故直後の3月14日、放射線や被ばくを巡る電話相談窓口を開設。研究員や退職者6人が朝から深夜まで応対している。相談は主に首都圏から寄せられ、すでに6000件を超えている。

     震災直後は「原発近くに住む親類を家で受け入れたいが、自分の子に影響はないか」という内容が多かった。その後、避難者の数が増えると「アパートの入居で難色を示された」「福祉施設や病院で被ばく線量を調べるスクリーニング検査の証明書の提出を求められた」などの相談が急増した。

     今回の船橋のケースも踏まえ、放医研の柿沼志津子博士は「大人をまず教育したい。受け入れる側が心配すべきことは何もありません。むしろ心配しすぎる方が体に悪い」と指摘。「放射線について正確な知識に基づき、『正しく怖がる』ことが大切です。もっと勉強してほしいし、私たちも理解を深めてもらえるよう努力しなければならない」と話す。放医研は相談窓口(電話043・290・4003)を当面続けるという。
    -------------------------------------------------------------------------------



    過去の日記

    ・東京の放射線は有馬温泉に換算すると・・・
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690182387&owner_id=454353
    ・1mSvってあぶないのん?
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690846356&owner_id=454353&org_id=1690182387
    ・食品による内部被曝について
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692624994&owner_id=454353&org_id=1690846356
    ・暫定基準て何なのさ?
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1693901445&owner_id=454353&org_id=1692624994
    ・病は気から
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1695824516&owner_id=454353&org_id=1693901445
    ・水道のヨウ素
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1698122024&owner_id=454353&org_id=1697420376
    ・セシウムが牛肉から(エア汚染)
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1699213381&owner_id=454353
    ・有馬温泉は本当に4万倍なのか?
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1699819143&owner_id=454353
    ・粉塵による内部被曝@都内
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353&org_id=1699819143
    ・雨に含まれる放射性物質@都内
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1701423254&owner_id=454353&org_id=1700782217
    ・人体の防御機構が放射線には一番効く♪
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1701946379&owner_id=454353


    以下、超お勧めのMixi記事

    まずはQAsh1800さんの記事
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692391231&owner_id=8757341
    プロの分析家。めちゃくちゃ分かりやすく、内容も僕の記事の30倍くらい濃い♪
    僕の記事を読めた方なら、きっとすんなり読めるはず


    ロッカーさんの記事
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690814947&owner_id=3608343
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1696851628&owner_id=3608343
    リンクフリーとのことだったので♪この方は原子核理論を専門に学んだ方。記事もわかりやすく、理論的で読みやすいです。QAsh1800さんと専門分野がちょこっとずれているので、お二方の記事をあわて読めばほぼ完璧かと


    すずさんの記事
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692612523&owner_id=2855068&comment_count=106
    放射線技師の方で、リンクフリーとの事。内容も分かりやすく書かれていて、放射線が体に与える影響(特に不妊になるかどうか等)に対して、細かに考察されています。

    放射能に効くものって、自分の体ですぜ

    ~リンク・転載フリーです~
    「体内被ばくに効く」と薬販売
    http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1558855&media_id=4


    ほんとに嘆かわしい事件。この犯人には罰金なり懲役の後、10シーベルトくらい体内被曝してもらって、薬の実効性をその身で証明してもらいたいものです(ちょっとやりすぎ?)。


    薬を買った人も結構いることからも、今回の原発事故による社会的不安がよく分かります。
    みなさん本当に不安なのだと思います。


    さてさて、


    プロフにもあるように、naka-takeは今、海外留学中です。
    なので、今までの日記で散々
    「いや、放射線って実際大したこと無いですよ」と言ってても
    「いや、あんたは良いよね」と思う方もいて当然。
    僕も逆の立場なら思っていたかもしれませんし。


    ただ、遠い地にいても、東京近辺に住んでいる友人・東北にお住まいの方々のストレスが並々ならぬものだ、ということ位は分かります。僕自身、神戸の震災を体験しましたが、今回の震災は桁違い+原発事故。放射線なんて身近にあるわけ無いので、不安になるのは当然。僕も小さな子供がいますし、いずれ日本に帰ったら働く場所は東京が第一選択です。新米の父親ながら、子供の心配する親心くらい分かっておるつもりであります。
    なので今までの記事で、読んでいただいた人・友人の心の安定に繋がれば、これ以上うれしいものはありません。


    前置きはともかく、


    今までの記事で、色々な計算をしましたが、ぶっちゃけ素人の見識です。
    確かに僕は、放射線も取り扱う仕事をしていますし、それなりの講習を受けてはいますが、いわゆる一般教養レベル。専門知識、と呼べるものは使っていません。普通の加減乗除です。

    きっと僕のリアル友人は「こいつ、畑違いなのにw」と思っているはずw


    でも今回は、ちょこっとだけ、いわゆる専門分野に足を突っ込んだ記事がかけます。


    僕の仕事では、放射線を使った実験をすることが多々あります。
    でも大して怖くありません。

    でも、皆さんに「はい、ちょっと放射性物質使って実験してみて」と言っても、しり込みする人がほとんどでしょう。


    おそらく理由は「なんか体に悪そうだし、作用もよく分からないから」でしょう。

    僕は、どのように放射線が体に悪さをするか、普通の人より知っていると思います。放射線の講習は、「いかに放射線が怖くないか」を学ぶものではありません。むしろ、どのように作用するか、詳細な知識を詰め込んで、使う人の注意を喚起するような講習です。なので、僕は人より放射線を怖がっていても不思議は無いはずです。


    ですがその一方で、生命の体の傷を直す機構が、いかに厳重に作られているのかも、僕は良く知っています。それは、原子炉の5重の壁なんて比較にならないほど精巧です。分子レベルでガチガチに作り上げられているのです。


    なので、低量の放射線なんて、あまり怖くありません。
    人間なら誰で持っている(哺乳類や、生き物全般、といっても良いです)防御システムが、放射線に対して何よりの特効薬です。

    大体、医療・医薬品なんて人間の自己治癒能力を超えることはできません。
    どんな薬や手術をしても、結局は自分自身の力で直しているのです。


    以下にできるだけ簡単に説明します
    ちょこっと専門分野に足を突っ込むので、逆に分かりにくい文になるかもしれませんが、ご容赦をば♪



    ヒトは、一つの受精卵からスタートします。
    この受精卵には一人の人間になるまでの設計図が書かれていて、これに従って、どんどん細胞分裂し、人の形を作り上げ、複雑な仕組みを持った生命体となります。

    この設計図のことをゲノムといい、DNAからできてます
    僕らの体は、およそ100兆個の細胞からできていますが、その一つ一つがその設計図を持っていて、それに従って粛々と仕事をこなし、複雑な生命を維持しているのです。


    このDNAは有機物質で、そこそこ安定な構造をしています。
    が、やはり物ですから、外からの刺激などによって、壊れてしまうことがあります。


    DNAが壊れてしまうと、設計図に誤りができます。誤った設計図に従って仕事をし始めると、その細胞は、役目をきちんと果たせなくなり、時には暴走してしまいます。

    この暴走して訳が分かんなくなってしまった細胞が悪性だと「悪性新生物」、
    いわゆる「ガン」になります。


    しかし、こんな厄介なトラブルに対して、生物はものすごく緻密な防御機構を持っています。
    当然です。でないと生き物としてやっていけないからです。


    設計図の基本構造であるDNAは、実は結構もろいです。
    例えば、生物は呼吸をしますが、呼吸によって活性酸素、という副産物が生じます。
    この活性酸素は、反応性が非常に高く、生命の設計図であるDNAにも傷をつけてしまいます。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%BB%E6%80%A7%E9%85%B8%E7%B4%A0

    そこでまず、活性酸素を抑え、設計図が壊れないようにする機構があります。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BC

    しかし、上の機構で対処しきれない場合もあって、その時はDNAに傷がついてしまいます
    ですが生物もたいしたもので、設計図が壊れてもそれを治す機構があります
    http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E4%BF%AE%E5%BE%A9

    ですが、直すよりも早く・大量にDNAに傷が付くこともあります
    そんなときに備えて、設計図が壊れていないかをチェックする機構が働きます
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%91%A8%E6%9C%9F%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88

    チェックに引っかかった細胞は細胞分裂ができなくなり、修復されるまで動けません。
    もし修復できなかった場合、その設計図が壊れた細胞が自動的に死んでしまう機構が働きます
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%B9
    細胞は「俺はもう役に立てないから、死にます」と自殺を選ぶのです。
    なんという自己犠牲。。。感謝感激です

    ですが、そんなことを気にせず、おかしな設計図を持ったまま勝手に増え始める輩もあります

    そんなときは、強制的にやっつけるしかありません
    免疫系、と呼ばれるシステムが稼動し、おかしな挙動をする細胞をやっつけてくれます
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%B4%B0%E8%83%9E

    さて、これだけの修復機構があるのにもかかわらず、残念ながら、細胞が暴走してしまうこともあります。そうなると「腫瘍」と呼ばれる細胞の塊ができます。
    ですが、全ての腫瘍が悪いものでもありません。たいていの場合、ちょっと増えて、そのままです。ポリープとかは腫瘍ですが、命に別状はありません
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%AB%E7%98%8D

    これらの防御機構は、各々複数の分子機構によってガチガチに制御されています
    原子炉の5重の壁どころではありません。
    1000重、1万重といっていいほど大量な防御機構があるのです


    これらの防御機構が全て機能しなかったとき、初めて細胞はガン化します

    ガン化した後も、体は抵抗する機構を保っています。
    なので、医薬品や医療行為で手助けをしてやることで、ガンを治すこともできます。




    さて、では放射線はどこに作用するのか、ですが、


    放射線は高エネルギーの波・粒子で、細胞に当たると、活性酸素を生み出してしまいます。
    さらに、DNAにも直接的に作用して、その構造を切断してしまいます。


    でも、これらは前述のとおり、日常でも起こっていることです。

    細胞によって厳密には増減しますが、

    損傷のタイプ   自然発生(/細胞/日)   放射線誘発(/細胞/Gy)
    塩基損傷     20000             300
    1本鎖切断    50000             1000
    2本鎖切断    10               300

    というデータがあります
    (あくまで目安です)
    www.med.nagasaki-u.ac.jp/nuric/docs/sun4.ppt
    ↑分かりやすい資料がパワーポイントファイルしか見つけられませんでしたm(_ _)m

    この資料によると、1グレイ(Gy)の放射線を受けた場合は、塩基損傷は一細胞あたり300箇所、1本鎖のDNAは1000箇所、2本鎖DNAは300箇所の切断が起こることを示しています。
    1グレイというのは、放射性物質からγ線しか出ていないとすると、1シーベルトと同値です。

    いままでの日記で散々~ミリシーベルト、とか~マイクロシーベルトというレベルの話をしてきましたが、上の表は1シーベルト=1000ミリシーベルト=1000000マイクロシーベルト、を受けた場合です


    上の表を見てもらうと分かると思いますが、細胞は普段から活性酸素やら紫外線やらで、いろいろな刺激を受けているので、一日あたりで考えると、例えかなり強い放射線を浴びても、塩基損傷や1本鎖DNA切断に関しては誤差レベルです。ですが、2本鎖DNAの切断に関しては、自然で起こる頻度よりも高くなっています。
    なんとなく想像がつくと思いますが、2本鎖DNAの切断、というのは自然界ではあまり起きない現象なのですね。と、いうことは生命もあまり防御機構を用意していない弱点であるわけです。

    ですから、「放射線は通常とちょっと違うDNAのダメージをあたえるから怖い」と言われます。

    上の表で考えると、例えば30mSvを一日に受けると、自然に起こるレベルの2本鎖DNAの切断回数の倍になってしまいます。

    が、例えばそれが300日で30mSvを受けた場合はどうでしょうか?

    一日あたり0.1mSvなので、0.03回分の2本鎖DNAの切断を受けることになります。
    まぁ普通に暮らしていて、一日あたり10回くらいの2本鎖DNAの切断が起こっていて、それを修復しているわけですから、0.03回分が足されたところで誤差かな、と個人的には思います。

    ですが、切断回数が増えることは確か。
    切断回数が増えると、その分だけ細胞の修復機構に負担がかかりますから、リスクは増えます。


    「嫌だ」という人もいるでしょうが、「大丈夫じゃない?」と思う人もいると思います。
    そこは個々人で判断してください。


    僕は「大丈夫じゃない?」派ですが♪


    上の計算式と細胞の修復機構からも分かるように、
    一気に被曝する場合と、徐々に被曝する場合では危険度が随分違います

    これを確率的影響・確定的影響と区別することもありますが、考え方のベースになっているのは、上にかいてあるような事情です


    まぁ、結局何が言いたいかというと、

    「低レベルの放射線をずっと受けていても、大した影響は無いんじゃない?」

    という一言に尽きますw


    要は、僕が以前の日記で繰り返して言っていたことの裏側には、こういう経緯があるってことをお伝えしたかったのです。


    「なんとなく」でも「そう信じているから」でもありません
    僕の知る限りでは、「影響が出そうに無い」という結論しか出ないからです



    ちなみに、体の全体的な調子はホルモンと呼ばれる物質で調整されています
    ホルモンは脳の一部からも出ます
    気分で体の調子が変わるのも、プラセボ効果が出るのも(?)ホルモンなどの作用によるもの

    とにかく、
    「放射線をちょっと受けてしまったぁあああ 死ぬうううぅうう」
    と考えてネガティブになるのは明らかに体に悪いです


    ゆめゆめ、悪徳商法などに引っかからないよう、心を強く持ちたいものです♪


    以上


    @相変わらず・・・長い・・・・orz





    結構分野が近い人の記事↓
    http://synodos.livedoor.biz/archives/1710889.html#
    おススメです♪もうちょっと短くまとまっていますwww
    ----------------------------------------------------
    過去の日記

    ・東京の放射線は有馬温泉に換算すると・・・
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690182387&owner_id=454353
    ・1mSvってあぶないのん?
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690846356&owner_id=454353&org_id=1690182387
    ・食品による内部被曝について
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692624994&owner_id=454353&org_id=1690846356
    ・暫定基準て何なのさ?
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1693901445&owner_id=454353&org_id=1692624994
    ・病は気から
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1695824516&owner_id=454353&org_id=1693901445
    ・水道のヨウ素
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1698122024&owner_id=454353&org_id=1697420376
    ・セシウムが牛肉から(エア汚染)
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1699213381&owner_id=454353
    ・有馬温泉は本当に4万倍なのか?
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1699819143&owner_id=454353
    ・粉塵による内部被曝@都内
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353&org_id=1699819143
    ・雨に含まれる放射性物質@都内
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1701423254&owner_id=454353&org_id=1700782217


    以下、超お勧めのMixi記事

    まずはQAsh1800さんの記事
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692391231&owner_id=8757341
    プロの分析家。めちゃくちゃ分かりやすく、内容も僕の記事の30倍くらい濃い♪
    僕の記事を読めた方なら、きっとすんなり読めるはず


    ロッカーさんの記事
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690814947&owner_id=3608343
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1696851628&owner_id=3608343
    リンクフリーとのことだったので♪この方は原子核理論を専門に学んだ方。記事もわかりやすく、理論的で読みやすいです。QAsh1800さんと専門分野がちょこっとずれているので、お二方の記事をあわて読めばほぼ完璧かと


    すずさんの記事
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692612523&owner_id=2855068&comment_count=106
    放射線技師の方で、リンクフリーとの事。内容も分かりやすく書かれていて、放射線が体に与える影響(特に不妊になるかどうか等)に対して、細かに考察されています。

    雨に含まれる放射性物質@都内

    ~リンク・転載フリーです~


    ども。naka-takeです。

    検算と考察シリーズ第3段


    今回は都内に降った雨に含まれる放射性物質について、です。

    一番最初の日記には、都内で降る雨は有馬温泉の1/1000、と書きましたが、
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690182387&owner_id=454353&org_id=1690846356
    果たして本当にそうなのか、都のデータが手に入ったので検算してみようと思います。

    都内の環境放射線測定結果By健康安全研究センター↓
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html
    のHPに、

    都内の降下物(塵や雨)の放射能調査結果が出ていたので、これを使います↓
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/f-past_data.html


    表を見てもらうと一目瞭然ですが、見事に雨の日に放射性物質ががっつりと検出されています。


    例えば3/19-20の24時間では
    ヨウ素131    セシウム137
      39.8      検出できず  Bq/m2

    でしたが、雨の降った3/20-21では
    ヨウ素131    セシウム137
     2880         561     Bq/m2

    となり、その次の日も雨で
    ヨウ素131    セシウム137
     32300       5300     Bq/m2

    と、飛躍的に増えています。

    こんなデータを見ると、当然怖くなります。
    だって桁が・・・10倍ずつ違うんですもの。
    3/19と3/22では100倍の差がっっ!!!



    これでも、都のHPにはお決まりの
    「大気中に拡散している放射性物質が雨と一緒に地上に落下したためとみられる値の上昇が観測されましたが、健康への影響はありません。」

    の文言があるだけ

    こんなの見たら、
    「ちょいまてぇええええいいいいいいい!!!放射性物質が降ってきたっていうだけで充分怖いのに、また『健康への影響はありません』て、そんだけかぁあああ!!100倍になってるだろうが!!もう知らん!都も政府もマスコミも信じられるもんくぁああああ」


    と、思いますよね。僕も思います。


    つうかね、どれだけ危ないのかとか、ちゃんと教えてください、ほんと。
    こんなんじゃさっぱり分かんないです。というか分かる人いるのか???


    この記事では、降った雨にどれだけの放射性物質が含まれていて、どれくらい危ないのか、を考えたいと思います


    あ、予めお断りしますが、僕は放射線薬理動態などの、一般的な放射線の知識はありますが、天気に関してはさすがにさっぱりです(ノ∀`)
    降水量の計算など、単純な計算ミスをしないようにがんばってみます(できるだけ)。


    ではいざ♪


    まず、分かっているデータは
    ①落ちてきた放射性物質の量・核種
    ②降水量
    ③降った日

    ・・・・この程度か。。。

    まぁ充分でしょう
    あんまりパラメータ多くても困る


    降水量はアメダスで確認できます↓URL長っ
    http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=47662&block_ch=%93%8C%8B%9E&year=2011&month=3&day=20&elm=daily&view=

    3/20-22あたりを見てみると、たしかに雨が降っていますね。

    3/20に20mm、3/21に13.5mm、3/22に1.5mmみたいです。
    なお、降水量はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%8D%E6%B0%B4%E9%87%8Fによると、0時から24時の間に降った雨の量を示します。
    都の放射線量は9時から翌日の9時までで測定しているので、時間がずれています。


    ・・・・・ええい、そんならまとめてやる


    この3/20-22の総降水量は20+13.5+1.5=35mmです
    このmmというのは、単位面積当たりどれだけの雨が降るかを示していて、例えば降水量が1mmの時に、1平方メートル(m2)の面積に降る雨は、100cmx100cmx0.1cm=1000立方センチメートル(cm3)=1リットルになります
    35mm降ったので、1m2の面積あたり35リットルの雨が降ったのですね

    一方、都に降った放射性物質は
         ヨウ素131    セシウム137
    3/20    2880        561
    3/21    32300       5300
    3/22    35700       335
    3/24    12790       155      Bq/m2


    全部足すと、
    ヨウ素131は83670Bq
    セシウム137は6351Bq
    になります

    雨は35リットル降ったので、1Lあたりは、
    ヨウ素131  :2390.6Bq/L
    セシウム137 : 181.5Bq/L
    ですね


    厳密に考えると、どしゃ降りと小雨の時でどう違うんだ?
    とかの疑問も出てきますが、この際華麗にスルー


    まず、ヨウ素131の量ですが、思ったより濃いですね
    水道水の暫定規制値(300Bq/L)の8倍近い濃さ
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1698122024&owner_id=454353&org_id=1699213381

    これだけだとよく分からないので、この雨水をごくごく飲んだときに、どれくらい被曝するか考えてみましょう。

    ヨウ素131の経口摂取時の実効線量係数は2.2x10^-5mSv/Bqです
    http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html
    (計算式の詳しい説明はhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692624994&owner_id=454353&org_id=1693901445

    雨水1リットルを飲むとすると、
    2390.6Bqx2.2x10^-5mSv/Bq=0.053mSvを体内被曝することになります


    いや、まてまて、セシウム137を忘れている

    セシウム137の経口摂取時の実効線量係数は1.3x10^-5mSv/Bqですので、同様に計算すると
    181.5Bqx1.3x10^-5mSv/Bq=0.0024mSvです。あらら、あまり影響ないのね。


    二つを合計してやると、0.056mSvですね。
    1mSvを被曝しようと思うと、18リットルほどを飲まないといけません。
    健康被害を受けるためには、100mSvは浴びないといけません(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1690846356&owner_id=454353&org_id=1692624994

    一斗缶=18Lです

    ていうことは一斗缶100個分で健康への被害が・・・




    いや、そもそも、雨水飲みませんし・・・・




    もうちょっと現実的に考えます
    雨ってことは濡れたときを考えるべきです
    ということは、皮膚からどれほど吸収されるかどうか、を考えなくてはいけません。


    が、残念ながら、放射性物質を皮膚から取り込むときの実効線量係数は算出されていません。



    なぜなら、皮膚からは殆んど吸収されないからです。



    人間の皮膚は非常に強固なバリアで、表皮層・真皮・皮下組織に分かれます。
    一番外側を守っているのが表皮で、これは4層の角層、顆粒層、有棘層、基底層によって構築されます。これらは新陳代謝を繰り返し、一番外からどんどん死滅し、最後には垢となって脱落します。皮膚からは脂溶性物質は比較的よく吸収されますが(水の反対・油の類)、水分は殆んど吸収されません。むしろ出て行く方が多い。これは女性の方には常識かと思いますので、あえて説明する必要は無いか♪ http://keihidoku.seesaa.net/article/17085845.html

    「えーだってお風呂に入ると手がしわしわになるよ?」というかた、それは逆です
    お風呂は低浸透圧なので、高浸透圧の手から水が抜けてしまっているのです

    しかも、放射性物質は大気中の埃と一緒に落ちてきます。
    埃はもちろん皮膚には入れません。
    水に溶けていたとしても、皮膚がシャットアウトします。


    どうしても放射性物質を体の中に取り込みたいときは、雨水を飲んでください。
    それしかありません。


    どしゃ降りの雨に会って全身ずぶ濡れになろうが、水溜りに足を突っ込もうが、なにも問題ありません。安心してピチピチチャプチャプランランランしてOKです



    ちなみに、ラドン温泉1Lを飲むと、0.0007~0.06mSvを被曝します
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692624994&owner_id=454353&org_id=1690846356
    今回の雨水を1リットルを飲むとすると、0.053mSvを被曝するので、
    濃いラドン温泉と変わらない、という結果になりました。

    最初の日記では有馬温泉の1/1000と書いてしまいましたが、それは参照したHPの値をそのまま計算した場合。参照先の数値はちょっといかがわしいかもしれません。


    厳密には
    「東京に降る雨は、こゆいラドン温泉とほぼ同じ」
    でFAだと思われます。

    ま、そんなところです♪
    ではでは~
    -----------------------------------------
    追記
    都の環境放射線量測定値(外部被曝に寄与します)は雨の降った日から上昇しています
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/graph.html
    と、いうことは、降った後の放射性物質の一部が、粉塵となって再び巻き上げられているのかもしれません。ただ、これらの粉塵による被曝量は前回計算したとおり、気にする必要がありませんので、参考程度。雨が降るたびに、これらもいずれ希釈され、無くなっていきます。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1700782217&owner_id=454353

    放射性物質を含む粉塵による被曝@都内

    ども。naka-takeです。

    検算と考察シリーズ第二段


    今回は都内に漂う粉塵を吸い込んでどれだけ被曝するか、です


    例えば、
    「洗濯物を干していいのか」
    「外部被曝はたいしたことが無いのはわかったけど、問題は内部被曝で、そこらへんがよく分からん」
    なんて疑問を持つ方が多数いることが分かったので、以下に考察します


    まず、都内で検出されている放射性物質がどれだけあるのか↓
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html

    外部被曝である空間線量率の遷移はこちら↓
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/graph.html

    このグラフを見ると、3/15をピークにいったん下がり、
    その後は3/22に上昇、あとはなだらかに下がっているのが分かります


    全部の日程で計算するのは非常に煩雑なので、
    この記事では3/15を最大値、3/22を平均値として計算します

    まずはピークの3/15日から
    http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/keisoku-0315.pdf
    表を見てもらうとよく分かるのですが、10時~11時の間に集められた大気中に含まれる放射性物質が突出していますね

    値を抜粋すると↓
    ヨウ素131 ヨウ素134  セシウム134  セシウム137
      241      281        64          60    ベクレル/m3


    さて、これらがどれだけ健康に影響を与えるのでしょうか?


    人間は大体一分間に20回呼吸をします
    一回あたりの呼吸量は500ml
    つまり、一時間には20回x500mlx60分=600000ミリリットル=600リットルです
    m3とは、100cm*100cm*100cmの体積のことで、1000000cm3です
    1リットルは1000cm3なので、
    上の表のヨウ素131が241ベクレル/m3ということは、241ベクレル/1000リットル、と計算されます


    ヒトは一時間当たり600リットルの呼吸をするので、例えばヨウ素131を考えると、
    600/1000*241=144.6ベクレルの物質として取り込むことになります

    これが内部から被曝する原因になります


    次に、取り込んだ量をベクレルからシーベルトに変換します

    内部被曝では、取り込んでから排出されるまでの総被曝を考えなくてはいけません
    詳しい考え方は、以前の日記(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1692624994&owner_id=454353)を参考にしてもいいですが、実効線量係数という換算値を用います

    例えば、放射性物質を吸い込んだとします
    吸い込んだ物質は、肺から吸収されるものもあれば、痰となって外に出るものもあるでしょう。血中に入ってからも、すぐに排出されるものもあれば、体内に留まるものもあります。体内に留まってからしばらく経つと、いずれ排出されます。排出されるまでの間、放射性物質はその物質的半減期に沿ってどんどん減衰してゆきます。体内被曝を考えるときは、取り込んでから排出されるまでの間の総被曝量を考えないといけません。

    こんな複雑な計算をしないといけないのですが、一個一個のパラメータを計算しろっていわれても

    \(^o^)/分かるかぁああ嗚呼ああああああああああああああああ!

    ですね

    そこで、1Bq(ベクレル)の放射性物質を取り込んだときにどれだけ被曝するのか、を計算するために上の実効線量係数を使うのです。この係数は過去の研究者が緻密な計測を行って算出した値です。GJ過ぎるぜ、昔の人♪

    さてさて、
    ヨウ素131を気体として吸引した際の換算値は2x10^-5ミリシーベルト/ベクレルです
    http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html
    144.6ベクレルのヨウ素131を取り込むので、144.6x2x10^-5=0.002892ミリシーベルトを被曝します

    念のため繰り返しますが、これは取り込んでから最終的に体から排出されるまでの総被曝量です。これ以上はこの3/15の10時から11時に漂っていたヨウ素131からは被曝しません

    0.002892ミリシーベルト/時間というのは非常に少ない値です

    が、

    「他にもヨウ素134とかセシウムとかあるだろーが!!!」
    という声もあると思います。ごもっともです。


    他の物質も同様に計算すると、
    ヨウ素134が0.0000133194ミリシーベルト/時間
    セシウム134が0.00036864ミリシーベルト/時間
    セシウム137が0.0002412ミリシーベルト/時間
    です

    合計すると0.003515159ミリシーベルト/時間
    ヨウ素131による被曝量が8割方を占めます
    セシウムは物理的な半減期が30.1年と長いのですが、取り込む効率や排出されるまでの期間を考え合わせると、ヨウ素131よりも危険性は少なくなります
    (ヨウ素131が2x10^-5の換算値に対してセシウムが6.7x10^-6で、3分の1くらいの危険度)

    これがニュースとかでヨウ素が、ヨウ素が、と繰り返し注意される理由
    チェルノブイリではヨウ素131による子供への甲状腺への健康被害が起きたことが知られています(逆に放射性セシウムに関しては不明瞭)。





    話を都内の粉塵による被曝量に戻します


    瞬間最大値が例え24時間365日続いたとすると、
    0.003515159mSv/時間x24時間x365日=30.8mSv/年になります

    発ガンによる死亡という健康被害は100mSvから「統計として検出できるかどうか」微妙なライン


    しかも、これは10時から11時までに検出された瞬間最大値です
    他の時間帯はもっと少ない


    3/15日にあった粉塵の総被曝量を計算すると0.007127563ミリシーベルト/日です
    この、最大値が検出された日が365日続いたとすると、2.6ミリシーベルト/年です

    日本人の平均的な医療被曝量は2~2.4ミリシーベルトですので、ほぼ同等
    何の心配もないかと


    同じ計算を、現在の平均的な放射性物質のレベルである3/22に検出された価に対して行うと、
    http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/keisoku-0322.pdf

    0.001126088ミリシーベルト/日でした

    365日続いたとすると、0.4ミリシーベルト/年です

    もはや誤差ですな


    以上が内部被曝に関する考察です


    でも、

    「外部被曝を足すとアブねーんじゃねーの???」

    という方もいるでしょう


    ごもっともです


    今現在の東京の外部被曝量は0.1マイクロシーベルト/時間です
    http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/report/report_table.do.html
    これは日本の平均的な自然被曝量と殆んど変わらないので、あえて計算する必要も無いのですが、まぁちゃんとすると、
    0.1マイクロ/時間=0.0001ミリシーベルト/時間=0.876ミリシーベルト/年です

    内部被曝と外部被曝を足し合わせても1.2ミリシーベルト/年ですね

    日本人は年平均1.4ミリシーベルトを自然から受けています
    世界平均は2.4ミリシーベルトで↓のような割合です
    http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010504/01.gif
    我々は、宇宙からの放射線や、大地からの放射線、大気中のラドン、食べ物からの放射線、と様々な形で知らないうちに放射線を被曝しています

    都内で計測している外部被曝は、宇宙線や大地からの放射線を含んだ値で計測されているので、表の外部被曝の総量0.39+0.48mSv/年が都内の外部被曝との比較になります


    都内の外部被曝は0.876mSv/年
    世界の外部被曝の平均は0.87mSv/年


    一緒wwww


    それプラスに内部被曝を0.4mSv/年に追加で受けていたとしても、世界平均と変わりません

    今の東京は、
    0.4(粉塵による内部被曝)+0.88(外部被曝)+0.8(ラドン吸引)+0.3(食物から)=2.4mSvです

    要は、世界平均のレベルの被曝量と変わらなくなった、ということ



    以上で考察終わり~


    みなさん、くれぐれも過剰な心配をして、ストレスを溜め込まないでくださいね
    そっちの方が絶対に健康に悪いです


    念のため、洗濯物は取り込むときにパタパタ払った方がいいかもしれません。
    でも気持ちの問題
    気持ち悪ければ素直に部屋干ししましょう
    無理に大丈夫って言い聞かせると、それもまたストレスですから



    次は雨の日にどれだけ放射性物質が降り注ぐか、を計算してみます

    ではでは~

    過去の日記のまとめ↓
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1699213381&owner_id=454353&org_id=1699819143

    プロフィール

    NakatakeYuhki

    Author:NakatakeYuhki
    東京に在住している研究者です。
    専門:分子生物学、幹細胞生物学、発生生物学、DNA修復、転写制御機構。生物全般に興味があります。

    反似非科学。懐疑論的な考え方をします。

    薬学畑。出身は関西。

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